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成増の家 外壁工事
防水処理、防水検査を終えた外壁面では軒裏に塗装した杉板が貼られ、
開口部には鴨居などの木枠が設置されました。外壁工事も最終段階です。

外壁は左官仕上げと杉の鎧張りのニ仕様です。
「鎧張り」は鎧のように板を下から重ねて横張りしていきます。
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鎧張りの断面

板の下の部分を切り欠き、見栄えをスッキリと見せながら、
板の間から水が浸入するのを防ぎます。

左官には南九州に堆積した火山の噴出物である
シラスを原料とする「そとん壁」を使用。
商品名になっている「そとん」とは南九州の方言で「外の」という意味です。
シラスは無機質の自然素材のため、退色、劣化が起きにくく、長持ちします。
新木場のTOKYOSTYLEモデルハウスの外壁にも使われています。
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左官の下地となる部分には「木ずり」下地と言って、
杉のバラ板を透かして張っていきます。
木材自体の調湿機能と隙間のおかげで、湿気の影響を受けにくくなります。

バラ板を張り終えると、いよいよ左官屋さんの出番。
そとん壁の下地シートを張り、その上からラス網を貼っていきます。
ラス網とは波型の凸凹がついた金網で、左官材の食いつきを
よくするために使います。
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ラス網を張り終えたら、下塗りの工程に進みます。
まず、建物の角になる部分にコーナー材を取り付け、
その部分に下塗り材をつけて、コーナーを施工します。
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コーナー部分の施工が終わると、コーナーに囲まれた
平面部分に左官を塗っていきます。
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下塗りが完了したら約1週間の養生期間に入ります。
下塗り面が十分に乾いてから、上塗り(仕上げ)へと続きます。

東京支店 渡瀬




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by npskobe | 2018-06-28 15:31 | 東京支店
成増の家 防水工事・防水検査
付加断熱の施工を終えた建物外周部の壁には透湿防水シートが貼られ、
その上から胴縁(どうぶち)と呼ばれる厚みの薄い材を取り付けます。
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胴縁は壁の板張りを受ける下地材で、ここでは外壁に通気層を確保するための
役割も果たしています。

外壁は鎧のように板を下から重ねて横張りしていく「鎧張り」にするため、
胴縁は縦方向に取り付けていきます。

防水工事、木製・樹脂サッシの取付が終わった段階で、漏水がないか確認する
防水検査を行いました。
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外壁部分に散水を行い、室内に水が漏れていないかを確認します。
雨漏りしやすい窓・扉の開口部、給排気・エアコンのダクト周辺は
重点的に検査します。
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屋外から散水している間、室内側には他のスタッフが待機し、室内への漏水が
ないかチェックします。
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漏水箇所はなく無事に検査完了しました。

東京支店 渡瀬






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by npskobe | 2018-06-21 11:33 | 東京支店
成増の家 防蟻工事・塗装工事
5月、成増の家では防蟻工事を行いました。

シロアリ対策としてエコボロンというホウ酸が原料の薬品を木材に塗布します。
地上から1m部分の構造材(土台・柱)や下地材は加子母のプレカット工場で
事前に防蟻処理が済んでおり、現場では現場監督が壁面の構造用合板や横桟に
薬品を塗布していきます。
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合板は両面塗布が必要なため、室内側からも塗布

造作工事が進むにつれ、塗装工事も始まりました。
屋根の軒裏に貼る杉板の表面に、ドイツの自然塗料メーカー・オスモ社の
屋外用塗料を塗っていきます。
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TOKYOSTYLEと同じヘムロックファーという色を使用

現場で塗装した部材を軒裏に施工。赤身・白太も塗装により統一感がでました。
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外壁に面する開口部の木材など造作工事が終わった部分から順々に塗装して
いきます。
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東京支店 渡瀬






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by npskobe | 2018-06-15 15:22 | 東京支店
成増の家 断熱・気密工事
造作工事中の成増の家では5月に断熱・気密工事を行いました。

室内側では柱と柱の間に断熱材を充填し、その上に気密シートを貼ります。
窓などの開口部、給気・換気部分、コンセントなどには白の気密テープを貼り、
漏気の少ない建物になるよう施工していきます。
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室内側の柱と柱の間に充填する断熱材にプラスして、外壁側にも断熱を施す
付加断熱を行います。
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外壁面に貼られた構造用合板に野竿と呼ばれる棒状の材を取り付け、
その間に断熱材を充填していきます。
付加断熱には厚さ42ミリの高性能グラスウールを採用。

グラスウールは極細のガラス繊維からなる素材で、
繊維のより細い高性能のものほど高い断熱性を発揮します。
その他にも火災に強い、シロアリの被害を受けにくい、
コストパフォーマンスが高い等様々なメリットがあります。

付加断熱が終わったら防水シートを施工します。
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防水シートにはアメリカ・デュポン社のタイベックを使用しています。
透湿防水性に優れ、耐久性もあるタイベックは最近、テントやザックなど
アウトドアのアイテムにも使われはじめ、身近な素材となってきました。

窓廻り・給気換気口部分、軒裏との取り合いなどは雨水が侵入しないよう
防水テープを併用しながら施工し、窓、玄関など建物外周部の防水工事を
終えたタイミングで、漏水がないか確認する防水検査を行います。

東京支店 渡瀬




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by npskobe | 2018-06-07 11:53 | 東京支店