先日、お客様と一緒に新宿のクリナップのショールームを見た帰り、新宿駅まで歩いて
いてふとある建物が目に留まりました。
そう、タイトルにある通称「コクーンタワー」でした。
都庁前を歩いて、右側に見えたのがこの写真!
「ああ遂に完成したのか」というのが、真っ先に頭に浮かんだ感想でした。
というのも、この建物の形をみると、一級建築施工管理技士の監理技術者講習を
思い出してしまうからです。昨年の10月だったかの5年に1回の監理技術者講習
の終わりのほうでこの建物が紹介されていたからです。
その講習の時の印象は、「すげえな、日本の現代建築も」という感じでした。
このコクーンタワーは丹下都市設計の設計で施工は清水建設、建築主は東京モード
学園だそうです。
このコクーンタワーを見ると、青山のプラダビルを連想してしまいます。
青山プラダビルはこんな感じです。

構造は、全然違いますが目を引く処は共通してます。
因みにこちら設計はヘルツォーク・ド・ムーロンで竹中工務店の施工とのこと。
建物ついでに、普段首都高を通っていていつも気になる建物をもう1件紹介します。
岐阜から東京へ向かってきて新宿を過ぎ代々木あたりでこのビルが目に留まりますが
いつも「あの建物は何かなあ」と思って通過してましたが今回調べて解りました。
エンパイヤステートビルにやや似た感じのこのビル、NTTドコモの建物だったのです。
このビル、地上50階を超える高さがあるそうですが、ビルとしての構造を持つのは全体
のうち下半分程度(地上25階)まで。残りの上層部はマイクロ波アンテナを設置するため
のタワー(鉄塔)同然で、内部は空洞となっているそうです。それで、上の方はアンテナの
方向を修正するための32mの高さのクレーンになっているんだとか。
木造住宅や社寺建築が中心の当社ですが、やはりRCやSRCで造られた「これは」
という建物は一度実物を見たい気になります。
忙しい毎日ですが、なんとか時間をやりくりして、たまに建物見学に行くのもいいかな
なんて思っています。
東京支店 吉村でした。