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9.11
2000.9.10

彩都の筒井さんも書いていらっしゃいましたが、私も最近頻発したゲリラ雨について。

我が家は山をしょってるような場所に建っていて、雨が降るたびに山が崩れるんじゃないかと恐怖におののきます。

正しくは恐怖におののくのはお母さんだけなんですけど。
なんでも以前、大雨の際に山から大量の水がまるで滝のように流れてきたらしく(多少の脚色はあり)、それ以来怖くて仕方ないのだとか。
先日の豪雨の時も、怖くて眠れないということで、貴重品を持って車で寝た程(本当の話)

他の家族はそれほどでもなく、雨や川の音でうるさくはありましたが、最終的には眠れました。

こんな豪雨に見舞われると思い出すのが8年前の東海豪雨です。
その当時私はまさしく豪雨の真っ只中、一宮近郊に住んでおり、某製パン会社にて働いておりました。
雨が降り出した時、まさかあんな大災害?になろうとは露知らず、夕方頃に出かけたはいいものの、帰ろうとする頃には道路は川と化していました。
町はあれですね、水がはけていく場所がないのですね。水路からあふれた水が道路を流れ、道脇には動かなくなってしまった車があちらこちらに止まっているし、自分もいつ車の中に水が入ってくるやもしれない恐怖の中、かといって止まる場所もなく、波をたてつつひーひー言いながらなんとか寮までたどり着きました。

寮生だった私は仲間とワイワイ話しながら、ある意味ちょっとしたイベントのようにこの雨を楽しんでいたように思います。

この時ぐらいまでは(汗)


その寮というのが素晴らしく古く汚い寮で、寮のまん前にでっかいガスタンクがあったり、食品会社の寮だというのにまあそれは立派なゴキ○○がそこかしこにいたりで、とんでもない寮でした。

9時ぐらいだったでしょうか?一人お風呂に入っていると。。。「停電」
幸いにも作業?は終っていたので、真っ暗な中自分の部屋に戻ると、部屋の窓から雨がダーダーと侵入!
窓のサッシが鉄?なのかなんなのか、吹き付ける雨が跳ね返り、部屋の中へと入ってくる始末。窓際に電化製品を置いている人が多くて、みんなで助け合いながら移動したり、水を噴いたり。あげく4階建てなのに、3階でも2階でも天井から雨漏りが!!どういう仕組みになってるの??と首をかしげながら対応し、端の部屋ではどういうわけか押入れからも水が漏り、ふとんが大変な事に。
最終的には階段に水が流れ始め、まるで滝のよう(大げさでなくてね)
この頃になるとみんな逆におかしくなってしまい、笑いながら作業をすすめました。
終ったのは3時ぐらいだったでしょうか?

まるでドリフかと思うような一夜が明けた次の日、まだひざまでもある水の中をビーチサンダルで出勤し、ほとんどの社員が出社できないせいで生産ライン及び配送がストップしてしまった後始末や手配に大わらわでした。

ブログに東海豪雨の事を書こうと調べてみて気がついたんですが、ちょうど8年前の9月11日だったんですね。
「9.11」といえば、アメリカ同時多発テロの日でもあるわけで、この日は何かあるのではないかと思ってしまいました。

まして今巷では9月11日だか13日に大地震が起きるとか何とかいう噂で持ちきりだそうじゃないですか。(私は全く知りませんでしたが)

かと言ってどう備えていいのか。
貴重品とか必要最低限の生活用品とかをカバンに詰めて、倒れそうなもののそばでは寝ないようにする。。。ぐらいでしょうか、とりあえずできるのは。
やはりどこかで、まさか自分がそんな大災害にあうわけがないと思っているんでしょうね。

『備えあれば憂いなし』

東南海大地震がいつ起きてもおかしくないといわれ早数年。
そろそろこの言葉を肝に銘じて、家庭ごとの対策を練らないといけませんね。


古田 暁
by npskobe | 2008-09-10 18:36 | その他
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