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次回の現場
 このブログでトピックとして扱われている「杉型枠の打ち放しコンクリート」の現場が今月末でお施主様に引渡しになります。
 私もこの物件に携わっている一人です。

 今回この現場で多くの事を勉強しました。
 コンクリート工事の精度や施工方法については、もちろん多く学びました。今回学んだ事については次回担当する予定の現場で多く実践出来ると思います。

 しかし物作りをする、特に「家作り」をする場合において今回の現場で不十分だと痛切に感じた事の一つに「育客」があります。

 私の考える所の「育客」とはお客さんにこれから建てていく、
作っていく物の精度・品質・出来形を充分に理解してもらいと共に、お互いの考えいる物の基準をより近い所まで縮める事です。

 今回私の担当している物件で、それを充分にされていたかどうかというと「はい」
とは言えません。

 今回の様に、設計管理物件(設計士さんが設計をした物件)の場合には自社物件(自社にて設計して施工を行なう)と違い、充分な「育客」が難しい部分がありますが、そういった取り組みが必要だと痛感しています。

 これからは、自分自身の勉強・経験を重ねると共に「育客」を充分に行い、お施主様と同じイメージのもとでの「家作り」を心がけたいと想います。

                                   神戸支店  中島 創造
by npskobe | 2007-07-08 16:41
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