昨日、キクイムシにやられたシナ合板を取替えに行きました。
状況は、下記の通りでした。
小さな穴がキクイムシに食われた箇所です。
直径1mm程度の穴が無数にありました。
初期対応に使用した殺虫剤。これで穴という穴にスプレーして対応していたのですが...
キクイムシに食われた部分のシナ合板を取り外しました。
シナ合板の裏地です。撤去する際に一部裏地のシナがはがれその中にキクイムシの蟻道が発見できました。裏地のシナ合板はきれいなままでした。
裏地をノミで丁寧にはがして見ました。
無数の蟻道が出来ていて皆呆然としました。よく見ていただくと写真の左側のと右側では、同じラワンでも心材と辺材の違いなのか、かなり色が違っています。今回、食われていたのは、全て右側の白っぽい方だけでした。何かこれが関係しているのだろうか?それにしてもよくあんなに小さな体で食うものですね。この状況を見てみると、やはり外から食われたとは思いにくいのですが、卵は本当に熱処理で駆除し切れているのだろうか?
中からこんな物体が現れました。これはキクイムシの卵?
何か知ってみてる方がおられましたら是非コメント願います。
鷲見昌己