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シナ合板について
シナ合板のメーカーよりキクイムシに対する報告がありました。

今回使用したメーカー 丸玉産業㈱(北海道)さんより

1、原木丸太の煮沸処理
  湿度 60~100℃で約1日煮沸処理されます。

2、単板乾燥処理
  ①シナ表面及び裏板(0.6mm)は、180℃で約5分間乾燥機にて熱処理されます。
   また、シナは、素材として防虫性能が認められています。
  ②中板も180℃で約30分間乾燥機で熱処理されます。

3、その後合板となりホットプレスにて、115℃で処理されます。

 以上のことから、合板には高熱処理工程で虫は、殺虫滅菌され虫が生存
することはないとされています。
 当社としましても虫の発生は、工場外の場所で卵が産み付けられたものが
孵化したと考えます。工場外で発生した害虫につきましては、これといった
対策を取れないのが現状です。何卒御理解頂きます様お願いいたします。


 上記がメーカーからの回答でしたが、予想通りと言うか、模範解答と言うか判りませんが、ただの責任逃れの回答にしか見えないのですが皆さん如何でしょうか?
 今回、メーカーに対して責任を追及している訳ではなく、今後同じ問題が起きないよう
何らかの対策を考えようと、確認しただけなのに...残念でした。
こんな事では、いつまで経ってもこの様な問題は解決しないと思います。
今一度、事情をよく説明してメーカーさんの見解やアドバイスを頂く事としました。
                                    鷲見昌己
by npskobe | 2007-06-07 23:05
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