平成19年2月21日
先日、仕事の下見で姫路市安富町へ行きました。
安富町は「花とホタルのまち」と知られ、地域の樹「トミス杉」は、安富町で挿し木苗で育成された樹種で良材生産で全国的に植林樹として名声を博しているとのことです。
車で、中国縦貫 山崎I.Cを出て少し姫路よりに戻り、林田川沿いに安富ダムを越え別荘地であるレイクタウンへ。
宍粟市の山崎周辺は兵庫県内でも林業の盛んな地域です。
山崎I.Cを降りるとすぐに大きな貯木場があり重機が活躍していました。

貯木場の様子

川沿いに山合いへと入っていくとこのシーズンの事、花粉を蓄えた杉林がたくさん見られます。

安富ダムより対岸の山並
車を走らせていてだんだん不安になってきました

間伐されて放置されている木々?
何箇所かありました。

伐採された後の山。早く植林すればいいのにな・・・

崩れかけの山肌?

治山事業で荒れて危険な山肌の災害防止工事?
木造の家を建てる仕事についていて本当の森や山の事、林業の現実は話で聞き及ぶ範囲でしかないですが、なぜか不安になりました。全国的にこうではないとは思いますがやはり日本の危機的な林業と、自然破壊につながる気がしてきます。
もっともっと日本の木を使って林業が成り立つようになり伐採・植林・育林・間伐等がスムーズにできなければならないと感じながら帰ってきました。

道に沿って流れる川の水はきれいでした。
江崎 登夫