先週の土曜日に芦屋市のM邸の引渡しがあり、今そのM邸の竣工図を書いている途中です。
これは後々のメンテナンスや増設する場合等の為に必要なもので、
配線ルートや配線のジョイント箇所を印してあります。
通常、住宅の場合設計図の通り配線を行っても、配線やジョイントの位置は図面と違っており、
その上竣工図というものがないため、自分で配線を行っていない住宅で増改築工事等
行う場合に困る事が良くあります。
又、ジョイントの場所は天井を破らないと点検出来ない場所にある事がほとんどで
(金額的なことで仕方ないこともあるのでしょうが)建物は建ってしまえば終わりで、
その後の事は何も考えられていないのでしょう。
例えば、もし自分の家の電気工事を自分でするのであればこういう事はしないと思うのですが、
どうでしょう。
完成すれば目に見えなくなる所まで、気配り出来る様にして欲しいものです。
それでは時間がないので、失礼します。
藤木電工社 藤木 健