人気ブログランキング | 話題のタグを見る
展示場で考えたこと
平成18年8月26日(土)

 暑い日が続いていますが皆様はどのように過ごされているのでしょうか?私は外に出た
時は、2L以上の水分補給をしています。もっとも、補給をしたその直後から顔を含めて体
全体から汗が噴き出していますが・・・
 
 先日、社内勉強会のネタ集めに大手ハウスメーカーの住宅展示場に行ってきました。
今、売れている家の情報を求めてです。
 住宅展示場に行かれた方はご存知だと思いますが、展示モデル住宅は大きいし設備も
充実しています。「当社の標準建築費は、坪ウン十万円からです」と説明を受けると思いますが、大抵の場合、展示モデル住宅の仕様はオプションがてんこ盛りです。だから、展示モデル住宅の仕様を取り入れて見積もりをお願いすると、標準建築費×坪数 では 計算できない金額のお見積書が届くのです。お気をつけて・・・

 今回は、どの住宅メーカーさんも『高気密・高断熱』をうたっておられました。省エネルギ
ーで経済的、『次世代省エネ基準クリア』とか『対応』 ってありました。家の中なら何処に
居ても寒暖の差が少なく快適に過ごせるのは素晴らしいけど、ずっと家の中に居るのでし
ょうか?お買い物にだって出かけるでしょう。室内と室外の温度差が大きくなればなるほど、体の環境変化に対応する負担が増えるように思えるのですが(健康的な家とは言えないと思うのです)・・・。

 本当の省エネって人間がもっと丈夫になって、少なくとも冷暖房においては化石燃料に
できるだけ頼らない、自然の恵みを最大限生かしていくことが省エネではないかと思うの
です。 隙間のない密閉された家より、適度に隙間があって新鮮な空気の流れが絶えな
い家。化学物質に覆われた家より、昔ながらの自然素材を生かした家の方が人間には合
うのではと考えた今回の展示場めぐりでした。だって、人間も自然の産物ですものね。

                                        神戸支店 小川宏司





 
by npskobe | 2006-08-26 18:33 | その他
<< 自分のいえを考える ご迷惑をおかけしてすみません >>