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山寺サミット in 下呂温泉 「大威徳寺史跡」
平成18年8月21日
2回目のブログ登場です。
今度の土曜日、日曜日に下呂市、下呂市教育委員会主催による山寺サミットが行われます。
下呂市御厩野にある大威徳寺跡の発掘調査の発表会です。
中島工務店の所有地は御厩野字威徳寺地内に、10ヘクタール近くの所有地があります。
大威徳寺発掘調査はその敷地内および近隣地域で勧められています。
大威徳寺の寺域は、南北200メートル、東西150メートルと大きな区域に渡っていたと判明してきています。本堂跡、三重塔跡、拝殿跡等の礎石、石積み、排水溝跡、石段の確認が進んでいます。
伝説らしきものは、いろいろあるようですが、確かな文献も少なく、なぞに包まれている遺跡です。
加子母と御厩野、どちらも 本当に山の中です。古くから人の住むには、あんまり適しているとは思われない地域です。そんな山の中に 今から、1000年も前に どうしてこんなに大きな寺院を建てたのか。誰が、何のために、どうやって、いろいろ考えていると不思議なことばかりです。
中島工務店がこの地に土地を所有していること、私が、ここに住んでいること、ひょっとしたら、先祖さんは、大威徳寺の修行僧かも知れません。いろいろ考えていると面白いです。
大威徳寺の遺跡を研究し、復元していく そんな事業が実現したら面白いと思います。。
中島工務店でかかわっていきたい。夢を持って進みたい。
中島工務店は、桧の家を造ります。加子母、御厩野地域には、たくさんの桧が昔からあったと思います。桧があったから、大威徳寺が建てられたのかも知れません。
東大寺や、国分寺が建てられたころから、桧の産地は飛騨地域、木曽地域、だったようです。 飛騨の匠の語源もそのころからだったようです。
日本の建築のルーツは、加子母、御厩野の大威徳寺にあったのかもしれません。
勝手な想像をたてましたが、まず、ここから第一歩です。
こんなことを考えながら、大威徳寺を研究する「山寺サミット」に参加しようと思います。
           
                                      河村力三
by npskobe | 2006-08-21 20:21
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