穏やかな春のお天気となった日曜日。
新木場座のメンバーと新木場を飛び出して、週末天王洲で開催された
オーガニックのイベントに出展、出張ワークショップに
行ってきました。新木場座は新木場の材木屋さんたちが中心となり、新木場を盛り上げるために
立ち上げたチームで、一般の方に新木場の街や木をより身近に感じてもらうため、イベントやワークショップなどを企画、開催しています。
今回は新木場座人気のワークショップ、杉の端材と植物の種や豆でつくる
シェイカーづくりを運河に面した屋外デッキで行いました。

シェイカーづくりは杉の端材で箱を作り、中に小豆や米、コーンを入れて
好きな音色のシェイカーをつくります。
今回、イベントの主催者が特別にソバの実や大豆も用意してくれました。
普段食べているものばかりですが、加工前の状態で見るのは新鮮です。
ここまで来るのに色々な人の手が掛かっていることをふと感じながら、
ここでは音の組み合わせを楽しんでいきます。
中に入れるものの組み合わせや杉のどの部分の端材を使っているかによっても
音は微妙に変化します。一つとして同じものは作れません。
音の調合や仕上げのやすり掛けも、みなさん時間をかけてこだわって
作っていて、日本人のものづくり気質を垣間見た気がしました。
一緒に出展した新木場座メンバーたち。
同じ材木屋さんといっても、それぞれに扱っているものも違っていたり、
木材の販売以外にも木のアイテムの商品化を手掛けていたりと一人一人
活動は多岐に渡っていて、刺激をもらえます。
新木場の街や国内の木材利用の活性化など、小さなことからコツコツとですが、
共に盛り上げていこうと再確認した1日でした。
東京支店 渡瀬