新年互礼会&安井昇先生講演「木造建築の防火対策」
1/9(火)、東京支店・関東社寺支店合同の新年互礼会が
新木場の木材会館で開催されました。
協力会社さん約50名が集まり、社長の挨拶、東京支店の昨年の報告、
今年の取り組み発表の後、来賓講演がありました。

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今回は桜設計集団代表で、木造建築の防耐火研究の第一人者である
安井昇先生に2016年の年末に発生した新潟糸魚川火災の事例を基に、
木造建築の防火対策について講演いただきました。

一般に木造の家は燃えやすいというイメージがあり、木造密集地域や
古い木造家屋で火災が起きた際のメディアでの切り取られた報道が
その考えを助長しているようです。
講演では木造建築の燃焼実験の映像を観て、木が燃えるメカニズムや
建物が燃え広がる様子を分かり易く解説いただきました。

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火災で室温は1,000℃にまで達しますが、木材の壁を隔てた裏側
(燃えている面の反対側)はサウナの中と同じくらい、人が普通に
近づけるほどの温度で、木材そのものは燃えにくい素材ということ、
火事では室内の内装や可燃物が燃えて開口部や建物の隙間から燃え広がる
ということを知り、目からウロコでした。

安井先生は“燃え抜けない建築”を提唱しており、木はまさに燃え抜けない
建築に適した素材です。
先生によると杉の場合、1㎜燃えるのに約1分、30㎜の木材では約30分
耐えることができます。


木材を太く、厚く使うことで室内の火災の燃え広がりを抑え、外部へまたは
外部からの延焼も防ぐことができます。
火事になった場合、木製の雨戸を閉める、または開口部を塞げるような木の板を
はめるだけだけでも開口部からの延焼を防げます。

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火事は誰にでも起こりうる災害です。
幼い頃、火事の時は窓を閉めると学校で教えられましたが、
木によってさらに燃え広がりを防げることを皆が一般常識
として持てば、火事の被害はもっと少なくできると感じました。

木の住宅はデザイン、環境配慮、健康への安全性以外にも
災害に強いことも魅力の一つとして伝えていけたらなと実感しました。

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安井先生、貴重なお話ありがとうございました。

東京支店 渡瀬



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by npskobe | 2018-01-15 10:53 | 東京支店
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