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小秀山に登りました。
2006年7月5日

今回初めて投稿します。6月10日に行った登山について書いてみます。

 加子母は9割以上が山林であり、周囲は数多くの山に囲まれています。その中で最も高いのが小秀山(標高1981m)です。長野県と隣接する山で、頂上は長野県となっています。
登山口は乙女渓谷の谷沿いコースから始まります。途中の夫婦滝、かぶと岩が名所となっており、平均登頂時間は4時間です。

 小秀山には以前登りました。もう4年くらい(?)前でしょうか。その時は10人くらいのメンバーで、会社のメンバーも沢山いました。そうそう、今は神戸支店に勤務の今井直子ちゃんも登りました。皆忘れもしない・・・きつい山でした。もう二度と登るものか!と全員口を揃えていたのに・・・何故か私は再度登ってみたくなったのです。

 私は昔から山が大好きです。幼い頃、おじいちゃんがよく近隣の山に連れて行ってくれました。私のおじいちゃんは山で堰堤を作ったり、索道工事等をやっていたので、山の奥まで私達を連れて行き、「ここは俺が難儀してなぁ~」と自慢げに話してくれたものです。その影響もあって私や兄弟は山好きになったのでしょう。
 
 山や、そこで育つ木々、地下にたくわえられる水は私達の生活の中で欠かせないものです。木々は人間社会が放出する二酸化炭素を吸収し酸素を放出してくれます。若い木が多い森は沢山の二酸化炭素を吸収してくれます。その為にも充分成長した木(年をとった木)を伐採し、新しい苗木を植えていくことは必要です。伐採した木々は建築材料として利用し、紙、薪etc利用用途は様々です。そして木と言う資源は、石油、鉱物とは違って何度も再生される素晴らしい資源です。

 その大切な木が育つ山を私達は大切に管理しなくてはいけません。そのきっかけとして、ハイキング、登山に出かけるのはとても良いことではないでしょうか。

 今回の小秀山登山は5人で登ったのですが、登り6時間、下り2時間半かかりました。
途中勾配がきつくて苦しい時もありましたが、頂上では雄大な御岳山が目の前に聳え、私達の疲れを癒してくれました。

 ここに育つ木々は針葉樹、おおくは木曽桧です。時期的に石楠花(しゃくなげ)が満開でした。下界と1ヶ月時期が違い、私達は二度楽しむことができました。石楠花は加子母の隣町、付知町の町の花になっている程、この辺りには多く見られます。

 また近々登りたい!と思っています。山は日常の混沌とした生活から解放してくれる素敵な場所なのです。皆さんも今度ご一緒しませんか?(苦しいけれど大きな達成感が得られますよ)

本社 文枝

小秀山に登りました。_f0073301_99114.jpg小秀山に登りました。_f0073301_910979.jpg
by npskobe | 2006-07-05 10:10
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