平成18年6月28日(水)
今日は久しぶりに、自邸の現場について報告したいと思います。
敷地に1.2mくらいの高低差がある為、今回の設計では基礎の立ち上がりが
通常より高く1.4mとなり、けっこう基礎の仕上げも見えてくると言うことで
化粧コンパネを使って型枠を組もうと手配をしたのですが、
本社の方で、消防署の仕事をしており、いつも型枠材を置いている当社の
機材センターには在庫がなくなってしまっていました。
そこで、大工さんと「どうしようか?・・・」と相談しているうちに
杉合板を使ってみようと言うことになりました。(まあ、失敗しても自邸なんで・・・・)
杉合板は、水分を含みやすいので予め薄利材を充分に塗布していただき
型枠を組んでもらいました。

木目がきれいに出てくれるといいのになーと願って型枠を組んだそうです。

予想よりは木目が出なかったのですが、節のところが何ともいえない表情を造りだしています。
と言うわけで、これからはちょっと変わったコンクリート打ち放しを提案できると思います。
何事も、色々試してみないと判らないものです。この現場では普段出来ないようなことをこれからも試してみようと思います。
鷲見昌己