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加子母へGO!
~平成18年6月7日 水曜日~

鷲見支店長より、「このブログに何が求められているか、どんな情報が必要なのか」と

ありましたが、読んでおられる皆さんが何を求めているのかを見出す事は容易では

ありません。どういう情報が読んでおられる方に有益なのかは私は分かりません。

日々の現場では様々なトラブルもあると思います。良い事も悪い事も含めて、

全てを知って頂く事が一番大切なんじゃないかなとは思っています。

ので、今回はとあるお家の基礎工事のお話を…。

仮にS邸とでもしておきましょう。神戸支店管轄の物件なんでしょうが、

現場は岐阜県下呂市です。

随分前に仮住まいへのお引っ越し、解体も無事終了されたようです。

担当の監督兼施主さんは、「2、3日で簡単に堀方、砕石敷込、

捨コンまで出来る工事。」とおっしゃていましたが、敷地内にある段差が思っていた以上に

大きく土留工事まで必要になり、結局一週間掛かってしまいました。

慣れぬ土地、慣れぬ出張での工事ではありましたが、㈱中島工務店岐阜本社の方々の

協力もあり、何とか無事第一期工事終えてきました。


ここのブログで「皆さん是非加子母へどうぞ!」って皆さんが書かれていますが、

私自身何度か加子母へ行ったことはありましたが、滞在したのは初めてでした。

大阪生まれ、大阪育ちの私にとって加子母は本当に田舎でした。

でも、山が近くて深いんです。夕方にはその山が朱色に染まるのです。

夜は本当に降ってきそうな星空が輝きます。道路に寝っ転がって見ていても飽きません。

(大阪でそんなことをしているとすぐ警察に通報されそうですが。)

下校の小学生が挨拶をしていってくれて、お隣のご主人は畑で栽培された取れたての

苺を持ってきてくれて、どこかご近所のおばちゃんは差し入れにお茶を

持ってきてくれて…。

家を建てる時は、多かれ少なかれご近所に迷惑が掛かります。

都会では、朝早くから夜遅くまで仕事をしたり出来ませんし、

日曜日や祝日も仕事はなかなか出来ませんが、向こうでは皆さんが協力的なんですね。

そういう地にある㈱中島工務店、そういう地で育った人々が携わる家造り。

魅力的だとは思いませんか?。面白いとは思いませんか?。

家を建て始めてから行かれるお施主さんがほとんどですが、

建てる前に行かれることを是非お勧めします。

こちらの山荘で泊まられると、その良さ、心意気が伝わってきますよ。

またその山荘を建てた社長さんの経緯が面白いですよね。

皆さん「心」を感じに是非加子母で滞在してきて下さい。

パイル基工㈲ 紙田

加子母へGO!_f0073301_0233066.jpg

(デジカメじゃ本当の色はお伝えできませんが、紅葉でも無いのに山が紅く染まります。

一見の価値有りです。)
by npskobe | 2006-06-07 23:59 | 家づくりへの想い
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