林産地で育ったヒノキ・スギを使って、その地の人が柱・梁・桁(はしら・はり・けた)や枠材・床材などに加工し、それらの材料を都市部に送り、その木材と一緒になって職人衆が都市部に駆け付け、家造りをさせて頂く産地直送住宅(通称:産直住宅)をはじめて35年以上が経ちました。
東京に拠点を構えて30年が過ぎ、これまでの加子母(かしも)地域発信の東京モデルハウスは6棟を数えます。歴代のどのモデルハウスも役目を終えると、大工さんの手によって解体され、関東・中部の地へ移築され今でも住まいや別荘として使用されています。
新木場駅のそばに13年前に建てた6代目モデルハウスの移築を機に、7代目となる「TOKYOSTYLEモデルハウス」の計画がはじまりました。今回もご縁あって新木場駅の近くに構えることになり、2013年から
コンセプトをねりはじめ、基本設計を行いながら、紆余曲折を経て実施設計を終え今年7月に工事開始。
8月に入って建て方を行い、11日はこれまで共にものづくりに励んできた
職人衆や関係者と共に上棟式を迎えることができました。小さくつくって大きく住まうを設計の柱に計画を進めた小さなモデルハウスTOKYOSTYLE。
TOKYOSTYLEモデルハウスのこれまでの
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「みんなでつくるモデルハウス」がコンセプトになっているTOKYOSTYLE。見学会や加子母(かしも)ツアーに、一般の住まい手さん参加型のフローリング貼り・塗装・左官WS(ワークショップ)など通じて、沢山の人に携わって貰いながら工事を進めていきます。

イベント盛り沢山のTOKYOSTLE。第一弾は8月30日(日)に開催する構造見学会。新木場駅から徒歩3分とアクセスも良く、当日は沢山の来場が見込まれます。ご興味の方はご予約の上、ご来場お待ちしております。
東京支店 中島 創造(なかしま そうぞう)