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ロハスな日々 Vol.2
2006.5.20 建築工房 羅漢  馬越

前回に続き、ロハスな日々、について書きます。
ということで、家にはテレビがありません。そう、テレビを買うお金がないのです。ではなくて、(半分は当たっていますが、苦笑)、我が家のロハス計画の一貫として去年の9月からテレビを消去しました。忘れもしません、昨年9月27日、阪神がセリーグ優勝を決める試合を早めに仕事を切り上げてビールでも飲みながら観ようとスイッチを押した瞬間、オーマイガッー!!!テレビ画面は真っ赤に変色し、地震計で見た事があるあの変な波長が縦に走っているではないですか。「フジキさーん」と電気屋さんの藤木さんに助けを乞うことも考えましたが、あまりにも迷惑な話なので、とりあえず叩いて蹴飛ばしてみましたが駄目です。真面目に修理することも考えましたが、これも良いきっかけと思い、テレビのない生活へと突入しました。つまり、我が家のロハス計画は半強制的に始まったという訳です。
テレビがないと困ったことは、今のところ何もありません。ニュースは、新聞とインターネットがあれば充分ですし、夕食の時につけていたバラエティーやお笑い番組も何気なくみていましたが、別になければないで寂しくもなければ、悲しくもありません。むしろもともと好きだったジャズやソウルなど音楽をよくかけるようになり、たいした夕食ではありませんが、晩ご飯がディナーに変化した感じです。それと時間がその分あいたことで読書時間ができたことも良いことの1つです。確かに、平日は起きている時間のほとんどが仕事に費やされていますが、その空き時間に何をすることもなく、ついついテレビのスイッチをつけたことでダラダラと時間を浪費していたように思います。もちろん、テレビが悪だなどと言う気はさらさらありませんが、もう少しテレビのない生活を続けていきたいと思う今日この頃です。
最後に、この生活のおかげで、日曜日の夜に映画を観る習慣ができました。我が家からは、HAT神戸109というシネコンが近いのでよくそこに行くのですが、中に10以上のシアターがあり、日曜の夜ともなれば超ガラガラで、殿様気分(なんかとても古くさい言い方ですが)で映画が観れます。で、たまたま先週観た1本がとてもよかったので、紹介して終わります。


ロハスな日々 Vol.2_f0073301_10545579.jpg「ナイロビの蜂」今年、1番感動した作品です。恋愛ものはあまり観ないので期待せずに行ったのですが、単純なラブストーリーではなく、死んだ奥さんの過去を追うことでより深い愛をみつけていくということ、また、発展途上国のアフリカに対する文明国イギリスの非人間的な冷酷さ、それに対する復讐劇、そしてなにより、貧しいアフリカの人々を助けようとする人々の邪魔をするのもまたアフリカの民衆であることの悲しさ、ラストシーンもとても良かったです。
by NPSKOBE | 2006-05-20 11:10 | ロハスな日々
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