
85歳になる母の趣味は端切れ布を利用した、バック・小物入れの製作です。
そのほとんどを、近所知り合いに差し上げている。
熱中してしまう性格の為、造り始めると休む事も忘れ
ミシンに向かっている、
その性格は私にも遺伝しているから、彼女の気持ちもわかる。
「疲れるから、いい加減にしておけ」と注意をするが、私の言うことなど聞かない、頑固な所もよくわかる。
梅雨の頃から
ミシンの音を聞かなくなった、嫁に聞くと毎日のように医者に行っているらしい。
旅行に連れて行く様な、親孝行はできないが、ミシンの音が一日中絶えず、
バック・小物入れが、部屋からあふれる程造ってほしいと思う。
設計室 加藤