人の身になって、物事を考える。
でも、無理だ。
たとえば綱渡りの人。高い所で、一本の綱を渡る。
想像はできる。
でも、実際にその綱を渡ってないのだから、
綱を渡る人の本当の気持ちは分からない。
「震災」が起きた。
TVで映像を観る。
そこにいた人達の
「心災」はどれほど深いか分からない。
僕の身には、起こってないのだから。
でも、人は一人では生きていけない。
どんな事でも家族がいるから、友がいるから、一緒に働く人がいるから、
自分一人ではできない事もできる。
支えてくれる人がいるからできる。
遠くからでも、小さな事でも、支える一人になる事はできる。
まずは、できることをやってみよう!
「心再」その人が再び心を取り戻せる日がくるまで。
鉄工センター 今井 一司