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震災から一ヶ月・・・
お久しぶりの美豚です

さて、先月11日に起きた東北関東大震災から一ヶ月が経ちましたが、被災地では、いまだに震度6クラスの余震が起きたり、原発事故の影響もあったりで、まだまだ安心できない状況です。

先日、中津川市の災害ボランティアに参加して来ました。スケジュールの都合上、現地で作業できたのは二日間だけでしたが、被災地の状況を、体で感じることが出来ました。

初日、現地のボランティアの担当者から、「避難生活でみなさん疲れてきているので、元気付ける意味で大きな声で挨拶するように心掛けてくださいね」と言う説明がありました。作業に入ると、なるほど、他のボランティアの方々は、積極的に「こんにちは!!」と声をかけてましたが、現地の状況を見たばかりの私は、そんな気分にはなれませんでした。

実際、避難されている方々の中には、疲れきった表情で通り過ぎていく方もいらっしゃいましたが、こちらから「こんにちは!」と声を掛けると、「こんにちは、ご苦労様です」と返してくださる方もいらっしゃいました。

作業は主に、避難所になっている小学校の、水につかった一階部分の泥出しと、物資の搬入のお手伝いでしたが、受付業務のお手伝いというのがあり、仮設住宅の申込書の受け取りや、身内を探して外からいらっしゃった方の対応のお手伝いもさせていただきました。


私がボランティアに参加させていただいてから、二週間経ちました。でも、現地で体験したことは、私の頭の中に確実に刻み込まれています。

「人を大切にするには、まず自分を大切にしなくてはいけない」という人がいます。今回のボランティア参加で
その意味がやっとわかった気がします。困っている人が目の前にいても、自分が身動き取れなければ、何もしてあげられないと実感したからです。

被災地の復興には、とても長い時間が掛かるでしょう。皆さん、一日のうち一時間でも30分でもかまいませんので、被災地の状況を報道しているメディアに触れるようにしてください。そして、少しずつでもいいので、出来るだけ長く、支援の手を差し伸べられるようにがんばりましょう。

乱文失礼しました。


                                2011年4月12日 

                                (協)東濃ひのきの家   美豚

追伸 今回のボランティア参加に際して、わがままを許して下さった職場の方々や、家族には、とても感謝しています。ありがとうございました
by npskobe | 2011-04-12 22:43 | その他
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