東京都調布市の布多天神社です。現在社務所の耐震補強及び改修工事中です。
仮間仕切りで仕切り、半分ずつ使いながらの工事です。現在A工区が終わりB工区工事中です。

内部大広間の改修後の写真です。
毎月25日は月例祭で、参道では天神の市が開かれ、神楽殿では御神楽が演じられ、沢山の人々でにぎわっています。


布多天神社の創建はあまりに古く定かではありませんが、延長5年(927年)の『延喜式』という法典にその名を連ねていて、社伝によれば第11代垂仁天皇の御代約1940年前の創建と言われているそうです。
天神の市も約200年前から開かれているとの事です。
また6月は境内中央に茅の輪が設けられました。

茅の輪神事は夏越の祓とも言い茅輪をくぐって災厄を免れる神事で、『水無月の夏越しの祓いする人は千年の命のぶといふなり』と唱えながら茅の輪を正面よりくぐり左方にまわる、次に正面よりくぐり右方にまわる、次に正面より左方へ、最後に正面よりくぐって社殿に参拝します。僕もやってみましたが、唱えの言葉が覚えきれませんでした。
現在放映中のNHK朝の連ドラ『ゲゲゲの女房』の舞台で脚光を浴びています。駅より神社への天神通りには鬼太郎の主人公のモニュメントが並んでいて賑やかです。
ここ数ヶ月神社への参拝客も倍増しているようです。
時々TV番組の撮影もやっています。
現在、8月末の完成に向けてB工区工事中です。その間、神社の受付はユニットハウスですが、参拝客は絶えません。


参拝客に気を使いながら、暑さに負けず、これから完成へ向けてラストスパートです。 IWATA