3月16日(火)に
「木匠塾」の卒業式が行われました。生徒として学ばせて頂いた
この1年を振り返ると、色々な事が思い出されます。
昨年の4月、桜の花が満開の神戸から引っ越しの荷物を沢山積んで、
キャンターで向かった木匠塾。
やや肌寒く、まだ2~3分咲きの桜の中での入学式。
ティーンズ・トリオのタッっちゃん、スーさん、イッシーは18歳。ショウゴ兄さんと私は、アラサー・コンビという、異色の9期生クラスになりました。
実習では墨差し・墨つぼの使い方、鉋・鑿の研ぎ方や道具の手入れの仕方
から習いました。
春には「横浜開港150周年」イベント会場の建物の1つ「つながり茶堂」の建設。昨年の生徒が刻んだ材料を、昨年・今年の生徒が協力して建てました。
夏になると、
「森林文化アカデミー」との共同実習で「こならの道」を制作。木どり・墨付け・刻みを木匠塾内で行い、アカデミーの敷地内にて建て方。
秋からは、大工・設計コースで別々での実習が増え、大工コースは継手・仕口の練習を重ね、設計コースは、妻籠宿「あぶら屋」さんの店舗改修設計に携わりました。
冬が来ると、2級大工技能士試験にみんなで挑戦、三田市での鉋掛け体験イベントにも参加しました。
春を感じ、夏をしのぎ、秋が過ぎ、冬を越して「あっ!!」という間に、1年が過ぎました。
こうして迎えた卒業式。

昨日の「中日新聞」「岐阜新聞」に、9期生巣立ちの様子が掲載されました。(画像をクリックすると拡大します)
1年間を通して、木に触れ・感じ・学ぶ機会を与えて下さった会社の皆さん、
本当にありがとうございました。
中島 創造
卒業式の様子は
「創造の加子母っ子タイム」(←クリックで移動)
一年の学びの様子は
「木になる学び」(←クリックで移動)
をご覧ください。