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産直住宅ということ

 私は弊社の本社がある加子母村の出身です。
偶然にも本社は実家のすぐ側に位置し会社が成長するのと共に私も成長してきました。
 
 そういう背景があってというのがあるからもしれませんが、私は「産直住宅」という弊社の掲げる基本理念がとても好きです。

 私は前々から、ブログのような自分の思いを発表できる場があれば
是非書いてみたいと思っていた事があったので、自分の想いを上手に文章にて表現する
事が出来るかわかりませんが、このブログリレーの私の最初の発表としてみたいと思います。

 早速ですが、まず最初にここであげている「産直住宅」とは、何を持ってそう呼ぶのか?
という事に触れたいと思います。

私の話している所の産直住宅というのは、大まかに言うと
 
加子母村の山で育った木材を、
加子母の山の木の生え方を良く知る人が切り出して来て、
その木を、加子母の木のクセや特徴を良く知る人が挽く、
加工が終わった材を地元の運送会社の人が建築現場まで運び、
現場では、その木の育った地元の大工さんが建てる住宅
 
になります。 
 
人それぞれに産直住宅の定義に違いはあるかと思います。
人によっては、国産材を使っていれば「産直住宅」だという認識の人もいるかと思います。

しかし私の中では「それでは産直住宅ではないのではないか・・・?」と思います。
地元の木材を使い、その木材を良く知る大工さんが作る家。
そういう家を日本全国の人に直送しまするという理念で日々取り組んでいます。
 
 弊社の建築中の現場に行くと、
何台かの岐阜ナンバーの車が止まっています。
僕はそれを見て「これが産直住宅なんだよな」 としみじみ思います。
細かい事ながらも、これも一つの良さなのではないかと勝手に解釈しております笑

 これからも「良質な産直住宅」をモットーに、
より良い家を建てる為には・・・を常に考えて仕事に取り組みたいと思います。


                                        神戸支店 中島創造
                                           
by npskobe | 2006-03-04 06:00 | 家づくりへの想い
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