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「田舎の心」考えました
私の田舎は岐阜県下呂市(下呂温泉)。
下呂市の中でも1・2を争う田舎で、世帯数は38件しかありません。
実家には、昔から守られてきた山があります。父親と一緒に山に上がり、
枝打ちを何度かしました。間伐もしました。
なぜここまで?そう思ったときは、私が高校生の時でした。若かったせいか
山を守らなければならない訳も解らず、いやいや父親に付いて山に上がっていた
ものでした。山の上ではよく父親に「この山はず~~~と代々守られてきた。
お前にも子供が出来、孫が出来、一家の為、財産として大切にしていく義務がある」
と、耳にタコが出来ないかと思うほど、耳鳴りになるほど聞かされました。
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時はたって今、支店長から「田舎の心」と言う台を頂きその頃の事を思い出したのは
何故だろう?・・・

田舎という言葉を聴くと私の頭の中には切っても切れない山(自然)が横切ります。
実家へ帰る度、 ほっと する。何か 懐かしい 感じがする。 落ち着く。近所の人と
久しぶりに話が出来て 楽しい。これは全て、変わらない山(自然)があり、変わらない
家があり、変わらない人がいるからだと思います。

何か、まとまりのない思いつきの文章になってしまいましたが、住宅建築に携わる中、
田舎出身の私に都会の人に何が出来るかを考えてみると、前述した色々な思いを
住宅に盛り込む事により、その家が田舎となり仕事から帰ったら ほっと する。
木材がふんだんに使われ 懐かしい 感じがする。落ち着く。家族と話しが出来て 楽しい。
そんな家づくりを通し、「田舎の私の心」を伝える事が出来る様、頑張りたいと思います。


3/2 PM7:30より 神戸支店 週例会議をしました。
土留め計画について勉強をしました。工事は安全第一です!

                                      神戸支店 今井清隆

「田舎の心」考えました_f0073301_13224026.jpg

by npskobe | 2006-03-03 00:55 | 家づくりへの想い
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