今回はいきなり写真をご覧ください。これは丸太梁加工機といって、小屋組みなどに
使う丸太梁を加工する機械です。写真の右奥に梁を固定する大きなクランプが見えます。
ただし、これは半自動式で、大工さんが墨付け(加工方法や番付けを木材に書き込む作業)を終わらせた後、この機械に乗せて、水平を取り、ホゾ穴や仕口などの加工位置を、この機械に入力して起動すると、指示をした位置で加工するといった機械です。
ちなみに、この作業をするためには、それぞれの加工方法を、事前にプログラムする必要が
あります。この作業を「ティーチング」といい、これが結構手間が掛かるそうです。
これ以外に、この機械は、大黒柱の加工も可能です。ただし、大黒柱は物件ごとに加工方法が違うので、すべて手動(リモコン操作)で加工することになります。
この機械は、レーザーも装備しているので、曲がった丸太でも、通り芯に墨をつけておけば、芯が通った状態で加工できるので、丸柱の加工をすることもあります。
今回は丸太加工機をご紹介しました。
P・S こんなネタでもよろしいのでしょうか。いつもブログを書いていて不安になります・・・
(協)東濃ひのきの家 美豚