大工さんは子どものなりたい職業では今でも上位にランキングされているようです
小学生の男子 :大工5位 建築家12位
高校生の男子 :大工20位圏外 建築士14位
(出展 平成16年ベネッセ教育研究開発センター調査より)
効率化を優先する中で「あこがれの大工さん」をイメージする職人技をいかせるような仕事が減っているのは現状で、その状況を危惧している人は多いと思いますし私もその一人です・・・が
さて写真は現在工事中の東京都内のお寺のあずまやです
ここではベテラン陣にまじり若手の大工さんもいきいきとお仕事していました
協力担当していただいていたのは千葉県に本拠地がある宮大工 織戸社寺工務所さんです

この建物は、柱、梁、垂木が全て丸太、平面的には六角形ですから
1本1本、1箇所ごとの仕口が全て違い加工がとても難しい建物です
加工はもちろん手刻みで、本当にきれいに仕上がっています
長い時間につちかわれた技の結晶なのでしょう
ところで丸太+丸太の墨付けはどうやっているのか?
スクープ写真です
中島工務店で家を建てるお客様はおそらく木の家が好きで、
大工さんの仕事にも興味のある方が多いのではないかと思います
こうしたお客様には工事中もその後も大工さん応援団となっていただいたらどうでしょう
現場も元気になりますし、
地道かもしれませんが大工さんファンが増え→技をいかせる仕事も増え
→技も継承される機会が増えていくかもしれません
私は生まれ変わったら絶対大工さんになりたいと思っています
そのためにも?大工さんがいきいきと働けるような世の中であってほしいし
微力ながら何かしらそのために貢献していきたいと思っています
関東社寺支店では新人おばばのもりちか