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付知町 中央橋
付知町中央橋の上部工工事が3月27日に完了しました。
この工事のことを少し紹介したいと思います。

去年の5月から工事にとりかかりました。まずは着工前の状態です。
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最初の工程は鋼材の手配を行います。8月神戸製鋼での材料検査、この鋼板が橋桁になります。
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この鋼板を長野県の(株)角籐に運搬し桁の制作にかかります。
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桁制作期間中、現場では架設工事の準備をします。河川内で作業が行えるよう、大型土のうを1500袋作り川を半分締切ます。
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桁の制作が完了すると、工場で実際に出来上がった桁を組立て、寸法等の検査を行います。橋長が156mもあり1回で全部を組立てられないので2回に分けて行います。この写真は1回目のものです。
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工場での仮組立検査が終わると、せっかく組立てたものを解体し現場へ運搬します。桁の運搬は自社の輸送部で行いました。
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桁の架設前に最近なにかと話題の免震ゴム支承を据付ます。この製品は東京ファブリックのものです。この支承の上に桁が載ります。
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いよいよ桁架設です。100tクレーンを使用しました。地元の小学生も見学に来ました。
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そして遂に完成です。
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今回の工事はこれで完了です。この橋が渡れるようになるまでにはもう少し工事が必要です。
来年の2月末頃に開通するそうです。

本社土木部 中川光太郎
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by npskobe | 2015-03-31 15:54 | 土木・舗装
加子母(かしも)明治座見学
出張などで関東を離れる事が多かった3月。最初の週末には今年度で退官される恩師の最終講義を受講する為に美濃へ行って来ました。久しぶりの母校への旅。せっかく岐阜へ帰るのならばと、加子母(かしも)経由して、東京支店・関東社寺で進行中の現場で使用する造作材や、森の合板工場で東濃ひのき合板を積んで来ました。

材料を積み終え、いくつかの用事を片付け、美濃への出発までの時間に改修中のかしも明治座へ。外部足場と仮屋根を終え、屋根瓦を降ろしながら、内部の解体工事が行われていました。
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明治27年生まれの121歳になる加子母(かしも)の芝居小屋。加子母(かしも)の人に愛され続けた地域の宝が、地域の人の手で創建当時の姿に化粧直しをしています。


内部はステージの娘引幕などが外され、客席の床板を捲り、構造材・下地材の腐朽・蟻害状況を確認。構造材には一本一本に番付札を付け、現状把握と並行して手解体が進んでいます。
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現在行われている平成の大改修では、創建当時の石置き屋根に復元すると共に、耐震補強が行われます。石置き屋根では、栗の枌板(へぎいた)を積層に葺き仕上げます。使用する83,000枚の枌板も加子母で拵えています。

枌板を制作している岩木誠さんは加子母地歌舞伎公演で長年舞台に立ち続ける名女役。舞台に立ち続けた演者の岩木さんが、加子母地歌舞伎公演で長年舞台に立ち続ける、岩木さんが栗の榑板(へぎいた)を拵える中、少しづつ解体が進んでいきます。

耐震性の面においても、室内空間を大きく替えてしまう事無く補強を行っていきます。今秋竣工の明治の芝居小屋。加子母(かしも)地域の皆で力を合わせながら、こけら落とし公演が行われる秋に向けて粛々と工事が進みます。


東京支店 中島創造
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by npskobe | 2015-03-27 19:34 | 割り込み
加子母明治座保存修理工事
加子母明治座保存修理工事を行っています。
明治27年創建当時の屋根に復元するため、石置き屋根の榑板を作っています。
作業状況を紹介します。



8寸から尺の栗丸太。上手く割れないので別の栗丸太を納入しました。
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1.5尺程度に玉割りします。節があると板が割れません。
大きな節は取り除きます。
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林さんのところへ持って行って薪割機械で丸太を大割りします。
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大割したものを2~3cmの厚さに小割りします。
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小割りした材料を岩木誠さんのところへ運んでいきます。
今度の木は半乾きなので割れやすいはずやで・・・
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万力で半分の厚さにしていきます。この作業をへぐといいます。
ぜんぜんうまく割れよ・・・
途中で切れたり折れたりします。全部で82,800枚ほど作ります。
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へグ作業は機械でも行っています。
この機械は昨年岩木さんが造りました。
何回も何回も改良されています。
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できあがった栗板は巾25cmの枠に入れ、高さ17枚重ねて束ねます。
一束0.5㎡分有ります。
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これを1656束造ります。大変でーす。
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石置き榑葺き-参考
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本社積算 奥村敏男
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by npskobe | 2015-03-03 09:53 | 本社