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ロハスな日々
2006.6.17  建築工房 羅漢  馬越

どういうスタイルでこのブログを書いていけばいいのか、非常に困っています。
ただ問題提起をされた支店長自身も悩んでおられるようだし、参加されている皆さんも多かれ少なかれ似た様な状況ではないかと思いますので、今回も今後の方針についての考察を書きます。
求められているものとの問に、まず思いついたのは、材料の詳しい説明でした。実際、塗料についての説明を書こうとも思いましたが、あまりにも広範囲になるので、自然塗料に絞り調べはじめました。しかし、これはこれで、自然塗料も種類が多く長所短所があり、1日のブログで書き仰せる物ではありません。だからといって一つの種類だけを説明するのでは意味をなさないと思います。おそらく求められているものは、体系的にまとめられた長所短所の比較表だと気がつきました。ということは、それを調べあげ、まとめる労力を考えると、それはブログに求められているものではなく、本屋さんに行って買うものだと感じました。
まわりくどい言い方をしていますが、たとえば、塗料についていえば、私たちができて、本にはなかなか書いていないことは、その塗料を実際塗った時の報告だと思います。実際施工してみたら、以前塗ったことのあるオスモより、アウロの方が匂いがきつくなかったとか、リボスは施工性が良かったとか。
たまたま今日の午前中、今監理している現場の施主さんと打合せがあり、その話の中で、建築の素人である施主さんにしてみれば、まさに知りたいことは、現場でどういう作業がどういうふうに行われいるかということのようです。鉄筋を組み立ててから型枠をすること、つまり型枠を先にしたら配筋できないことを説明するだけで、関心されていました。紙田さんのハッカの話、藤木さんの電気の話、など絶対喜んでもらえる話だと思います。
ブログの良さはデータベース性ではなく、その情報の新しさだと思います。データベースの機能もついてはいますが、よっぽどの内容でもないかぎり、みることはないのではないでしょうか。日々書かれ、日々読まれていくものだと思います。
監督さんには毎日のことでも一般の人にしてみれば目新しいことばかりです。
その辺を基本にして、あとは堅苦しくなく、折角、多人数のブログなので趣味、個性を活かしたお楽しみコーナーもあり〜の、といった感じでいくのがよいのではと思います。
ということで、今回は、風力発電の話題です。
先日、読売新聞の特集欄に家庭用風量発電の記事があり、さっそくそのメーカーのHPをのぞいてみました。羽根の小型化、騒音を小さくすることなど改良をかさね今の形になっているとのことです。太陽電池パネル兼用で358.000円、1日の発電量は平均300wh、60w電球を5時間分と考えるとちょっと少な過ぎです。
やはり、時々みかけるあの羽根の全長が数mもありそうなバカでかい風車が必要なのでしょうか。あれはあれで、鳥がぶつかって鳥には迷惑なようですが。
とはいえ、化石燃料は枯渇することは決まっていますし、はっきり言って原子力に頼るしかないのが現状です。ですが、チェルノブイリの放射能汚染は今でも続いており、いつまでも原子力に頼れないのも明白なことです。
と考えていくと、将来的には、個人の住宅だけでも、住宅ごとに電気をまかなうことも考えるならば、上記のメーカーさんにかかる期待は大きいのだと考えました。
by npskobe | 2006-06-17 15:50
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