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家造り
平成18年3月28日(火)-1
 
 日曜日、月曜日ブログを休んでしまいました。楽しみに読んでいただいている皆様本当に申し訳ありませんでした。
 実は、私事ではありますが、岐阜にある実家を建替えようとひそかに準備を進めていす。実家には両親が住んでおり、いずれ私が帰る時に建替えようと話をしていたのですが、今、関西に大切なお客様がたくさん出来た以上、そんなに簡単に神戸を離れるわけには行かず、帰ってから建てていたのでは、両親も年をとってしまうし、母親が足がわるい事や、父親が大工なので自分で仕事のできるうちにと、今皆様に自身を持ってお勧している『東濃ひのきの家』自邸建替え計画が始まりました。
 と言う訳で、やると決まるととたんに、施主?から、「図面がいつ出来る」「建て方をいつにする」と激しい催促に追われています。そんな中、図面の完成も待たず、仮住まいに引越しをするといって日曜日に呼び出され田舎に行ってきました。(施主は私のはずなのに・・・・・・・・)
引越しと言うことで行ってみるとすでに近所方や親戚の方が手伝いにに来てくれたらしくほとんど終わっており、残りの重たいものを運べば帰れると思いきや、前の八百屋(泉屋)のおじさん(80歳)が「今日はいっぱい人がおるで、屋根をめくろまいか」と暖かいお言葉を頂、引越しと言うより家壊しとなってしまいました。おかげさまで全ての屋根瓦を降ろすことが出来ました人力はすごいものです!親父が1人でぼちぼち解体すると行っていたので、後が本当に楽になりました。
 ちょっと気がかりなのが、イーグル設計さんからまだ図面が上がってこない事です。なにを隠そうイーグル設計さんも施主の1人なので、お金にならない仕事は後回しという訳で中々進んでいません。ここまでせかされると私ともども、もうやるしかありません。今日からピッチを上げてがんばります。
 昔の家造りは、このように親戚やご近所の方に支えられていたのだと、改めて勉強させられました。私が思う田舎の心とはそんな思いやりの気持ちではないでしょうか。建築に関わるみんなが互いに思いやりをもって力を合わせればきっと飽きのこない愛着の持てる家が出来るのではないかと思います。

家造り_f0073301_1492796.jpg今回御手伝いして頂いた方々です。右から可奈さん(従兄の嫁さん)由子さん(泉屋の娘)亮太郎さん(泉屋のひいじいちゃん)幸雄さん(従姉の旦那)親父 利康さん(親父の従兄)この間に実は勇さん(由子さんの旦那)がいるはず町子さん(親父の従兄の嫁さん)母親 ひさおばさん(母親の従姉)と写真には写っていませんが隣の憲一さん本当にご苦労様でした。ありがとうございました。
家造り_f0073301_1472648.jpg瓦をめくると棟の中にすずめのすがありました。どこから入ったのかわかりませんがよくこんなところに巣を掛けていたもんですね

                                                




                                             鷲見昌己
by npskobe | 2006-03-28 17:09
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